想いのままに綴る、 戯れた時の流れ・・・
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go to hell
2006-06-08 Thu 04:49
俺の人生には 夢なんて なかった ?

物心ついた少年時代から 乞食として生きてきた俺には
家族もいないし、兄弟もいない・・・
大人たちは俺を 施設 という牢獄に入れようとしてきたし、
年が近い奴らは、俺を見ると 嬉しそうに叫びだし、
石を投げながら 俺を追いかけまわし、
捕まると 悦に入った顔で、まるで俺を 犯罪者のように
いつまでも 殴打し続け、高笑いをして喜んだ・・・


時々 悲しすぎて涙が溢れる時、俺は神さまに祈った・・・
施設にいた時に、みんなに配られた
紐に 木製の十字架だけがついた ロザリオ ?
神さまは 人間 ひとり ひとり のことを すべて知っている。
ひとり ひとり のことを 愛してくれているから、
貞潔に生き、悪いことさえしなければ
天国に 行くことができる?
施設に来た 神父さまが教えてくれた 神さま・・・


だから、俺は施設を脱走してからも 盗んだり、
脅したり、騙したりしてまで 食べるものや小銭を
手に入れたりは、絶対しなかった・・・
いつか 行くことができるだろう 天国を夢見て、
俺は 今まで 生きてきた・・・

          
         *


そのとき、俺に声を掛けてきたのは、美しい堕天使だった?

澄んだ瞳、ビロードのように流れる髪、濡れたくちびる・・・
微笑みをたたえて 薄汚れた俺に近づき、俺の体を抱きしめた?
その甘い芳香が 俺のさみしさを 逆撫でする・・・
呆然と魅入られ、恐怖に打ち震える俺に 堕天使は優しく囁いた
「あなたが わたしの物になるなら、わたしが あなたを愛してあげる・・・」

孤独でしかなかった 俺の人生、 悲しみでしかなかった 俺の人生?
俺の中で 何かが 弾けた?

抑えがたい衝動にかられ、俺は彼女を強く抱きしめ、くちづけた?
獣のように 彼女を貪り、狂おしいほどに 悶え、溺れてゆく・・・
俺の不貞に 喜びの嗚咽を上げる堕天使を、羽交い絞めにして 俺は訴える?
「だって、すごくさみしかったんだ 辛くて 悲しかったんだ・・・」

悪徳の躍動に 首から提げた十字架が 俺の胸を打つ?

遠のく意識の中、俺は 全てを理解した
「俺は きっと 地獄へ行くのだろう・・・」


気がつくと 俺は、ひとりで泣いていた・・・









自画像




2006年 6月 4日 22:38
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この記事のコメント
リンクしました
どうもありがとう。
こちらからもリンクしました。
これからも宜しくお願いします。
2006-06-11 Sun 22:06 | URL | ぷれま #HdxVq3YQ[ 内容変更]
色付きの文字

善と悪。光と影。
全く正反対の存在に思えるけれど同じ場所に共存してる
片方の存在が消えてしまえばもう片方も存在できなくなるもの
蘭丸さんの詩を読みながらそんなことを思ったわ~
堕天使だけど寂しさを一時でも埋めてくれた存在
その瞬間はそれが善なのかもなぁ。なんて繰り返し読みながら
呟いたよ(笑)

十字架とロザリオって同じものだけど
言葉をかえると違う物のような気がするね
2006-06-14 Wed 22:15 | URL | つっきー #-[ 内容変更]
ありがとう・・・
つっきーさん、来てくれたんだw

なんか、うれしいです・・・
この詩は、自分の弱さで自分自身が
崩れていくのを感じて書いてみた詩なんだ・・・

つっきーさんの感想は、僕、今 気づいた新しい感覚・・・
そっかーそういう風にも考えられるのかも・・・って思いました。

うん、やっぱり感想もらえて良かった。
時間がある時、他の詩も読んで見てくださいネ(^^♪


2006-06-14 Wed 23:35 | URL | 奈穂 #-[ 内容変更]
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